2021-01-28 第204回国会 参議院 総務委員会 第2号
学校用務員の事務とか道路維持補修とか公園管理、一般ごみ収集などを対象にして、段階的に単位費用、交付税の額を減らしてきたんですね。単位費用を引き下げても、加算した具体的な科目であったり加算したものは明らかにされていないんです。トップランナーという名前なんですが、交付税を通じて結局は合理化を誘導するものでしかなかったと言えるのではないかと私は指摘をします。
学校用務員の事務とか道路維持補修とか公園管理、一般ごみ収集などを対象にして、段階的に単位費用、交付税の額を減らしてきたんですね。単位費用を引き下げても、加算した具体的な科目であったり加算したものは明らかにされていないんです。トップランナーという名前なんですが、交付税を通じて結局は合理化を誘導するものでしかなかったと言えるのではないかと私は指摘をします。
トップランナー方式は、平成二十八年度において、学校用務員事務、一般ごみ収集など十六業務において導入し、平成二十九年度においては新たに青少年教育施設管理と公立大学運営の二業務が導入されることになっております。
○政府参考人(黒田武一郎君) 一般ごみ収集に係る経費でございますが、平成十五年度までは、直営と委託の経費をそれぞれ算出しまして、その平均を使うというやり方を取っておりました。それで、平成十六年度に民間委託を前提とした経費を単位費用の算定の基礎とする見直しを行いまして、平成十八年度までの三年間で段階的に反映をいたしました。
果たしてそれが実際どうなっているかということを見てみたいと思うんですが、既に九六%の市区町村で民間委託がされている一般ごみ収集の業務について伺いたいと思いますが、まず、一般ごみ収集の基準財政需要額に関わってくる標準費用、つまり、人口十万人の自治体が標準的なごみ収集を行うために必要な費用として総務省が決めている費用がどうなっているか。
そのほか、住民に身近なものとしまして、市区町村の一般ごみ収集が七七%でございます。また、水道メーターの検針業務などは七五%ということですが、公立学校給食は三七%という状況にございます。 それから、公の施設の関係の委託でございますが、一部委託を含めますと、例えば会館物、県民会館とか市民会館などは八割九割の委託が行われております。
また、一般ごみ収集など身近なものにつきましては市町村で七七%、水道メーターの検針業務などでも七五%でございますが、公立学校の給食は三七%ということでございます。